[FZ1 FAZER] 車載用バッテリー充電器

最近始動に難アリ。正常なバッテリーでも始動できず延々セル回してバッテリーが上がってしまうことがある。車両側の原因はいずれ追求するとして、とありあえずは出先で上がってしまったことを考え車載用の充電器を用意した。
車載の条件として、(1)小型軽量なこと。FZ1は車載スペースが非常に少ない。(2)充電電流値がバッテリーを傷めない範囲内での上限に近いもの。緊急用であって、さっさと充電終えて発進したい状況を想定している。バッテリーを傷めない範囲の充電電流は、10時間容量の1/10と言われている。YTZ14Sの容量が11.2Ahなので、1A~1.25Aくらいの物が欲しい。(追記:GSユアサ公式サイトに普通充電電流1.1Aと表記があった)
検索したらちょうど良さげな物が紹介されていたので即ポチ。教えてくれた人ありがとう。
http://item.rakuten.co.jp/car-shop-hiro/sonotapatu____29/
翌日到着。
大きさ
長さ70mm/幅40mm/厚30mmと非常に小さく、かなり軽量。
コンセント部~クリップ先端までの全長は1400mm前後。バッテリーをバイクに載せたまま充電するには長さが足りず、延長コードを併用する必要がある。100均で買えば安く済みそう。
自分は先日取り付けたコネクタに接続できるようにするついでで1mちょっと伸ばしてみた。収納時はこんな感じ。ケーブルが柔らかい素材なお陰でとても収納しやすい。
出力
出力12Vとの表記だが、計測したらちゃんと14V以上しっかり出ていたオッケー。(表記はおそらく12Vバッテリーに対応していると言いたかったのだろう)
短絡防止とか
ショートしたら出力カットされるようだ。
逆接続は試していない。
死んだバッテリーを繋いだときにどうなるかも試していない(BAL1734は安全のため7.5V以下の物には充電を開始しないような回路が入っている)。
ランプの色が説明と違う件
サイト上の説明には 【赤ランプ:充電中】【緑ランプ:充電完了】 とあるが、本体裏面シールにはその逆の記載がある(英語)。どちらが正しいのか、実際に3つのバッテリーで2回ずつ計6回計測してみたら裏面シールの表記が正解だった。
それと、色はいきなり変わるわけではなく段々と変わっていくことがわかった。
・13V以下では緑
・13~14Vまでの間は段々と色が赤くなっていく
・14.1Vあたりで変化が終わる(赤になる)
何Vで出力を停止するのか
説明書も仕様書もなく、「12V/1.25A」という事以外の情報が一切無い。 『当方からは使用法に関するサポートは一切できません』 と明記の上で販売されているので問い合わせすることも出来ない。ヤフオクでいうと 「仕様不明・写真でわかるかたのみ」 のジャンク品と同じ扱いなわけだ。
仕方が無いのでどこまで上がるか2個のバッテリーで確認。
■写真のバッテリー:30分程で14.74Vまで上昇し、その後60分経過しても14.74Vを維持したまま
■もう1つのバッテリー:14.72Vまで上昇し、そのまま14.72Vを維持したまま
(長時間バッテリーの充電を眺める趣味はないのでこれにて終了)
ちなみにBALとCeptooの仕様
■BAL1734:14.7Vまで上がって停止~12.8Vまで下がると開始、をループする仕様
■Ceptoo CCH101:14.3Vまで上昇後、充電電流が200mA以下に下がったら13.6Vを維持する仕様
ということでコイツは充電が終わったら(電圧計が無い場合は赤ランプ点灯して数十分以内に)外すのが正しい使い方と思われる。
以上、余計な機能が付いておらず非常にコンパクトであり、緊急時用の車載として有用な物ということがわかった。
これで送料込¥1780は良い買い物だったと思う。
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