アクラステン・チタンフルエキを入れ、外していたサブスロットルバルブを小径化に変更。ようやく燃調が完成の域と言っていいほどのレベルに達しましたので報告します。

ケバくないシックな色・形なのもシブイ

ケバくないシッ クな色・形なのもシブイ

エキパイの追い込みがチョーカッケー

エキパイの追い 込みがチョーカッケー

これまで環境対策のためスリップオンに拘ってきましたが(嘘ですマフラー換えると嫁にバレるからです)、散々アレコレやった挙げ句のフルエキ導入。テメー血迷ったか?と思われたかたもいらしゃると思います。

自分でも、今までの努力は何だよ?ってツッコミたくもなります(泣)。しかしながら、私が流した間違った情報(スリップオン+吸気系MODで充分みたいな物言い)を否定するためにも恥を晒したいと思います。

※ えらい長文で書いてますが、すべて既知の情報です。こんな初歩的なことはご存じのかたであれば最初に実行される内容なのでしょうが、アホな私は屁理屈こね回したあげくに遠回りしてしまいました(笑)。自分が辿った道のメモ的な意味合いの強い記事ですので基本スルーでお願いします。

 

改善したかった部分

交換の理由は、スリップオンでいくらセッティングしても、7000rpmちょっとのところにあるトルクカーブ(馬力ではなくトルクです)の急激な立ち上がりが消えなかったからです。ECUを換えたり吸気系を見直してマップを再調整しても消えませんでした。

途中、サブスロットルバルブを外していたのを装着し直してみると少しはマシになりました。ただそれだけだとパワー落ちるしシャクなので、あいだを取って小径化したものを装着することにし、再度燃調マップを作成。結果、有り>>>小径化>>無し みたいな感触です。しかし、これだけではとても解決とは言えない状態でした。

小径化サブスロットルバルブ

普段は問題ないのですが、サーキット等で攻めるとき立ち上がりで開け始めてワンテンポあたりでリアがズルッと逝って怖くて開けられない感じがするんですよね。神経質すぎるだろ!とかヘタクソ!って言われると言い返せない程度の問題ですが(笑)

これは私が首~右手首に障害があるので普通の人よりもアクセルワークが不器用であることも原因になっています。この障害は原因不明で治療も出来ないため、おとなしく乗るかバイクを改良するしかありません。

繰り返しますが、普通に乗っている・攻めているぶんには問題はありません。低速コーナーでどうしてもトラクションが掛かりづらいような時に7000~8000回転を跨いで開けていくと、「ドリャーっ!」とリアが流れるときがあって怖いという話です。

(やるつもりが無いので未検証ですが、吸気系MODを全てノーマルに戻してバッフル装着状態のスリップオンにでもすれば、パワーが落ちると同時に問題は消えることでしょう。)

 

なぜマフラーが原因なの?

ではなぜ排気管が原因だと思ったかというと、『FZ1のエンジンの元である’04以降のR1にも同じ谷がある』ということを、何気なく読んでいた梨本圭さんが書いたR1のインプレ記事で知った事から始まりました。

それを読みながら、偶然1000さんがワンオフでフルエキ作った・入れたというブログの記事を読んでたんです。1000さんは、サーキット走行時に、触媒が悪さをしてエンジンがストールしたと書いてました。

『純正R1にも同じ谷がある』 『触媒が悪さをしていた』 ただなんとなくこの2つのキーワードが頭に入ったままTVを見てボーッとしていたとき時、ふと思いました。

『触媒か・・・そういえば誰か”純正の触媒を破壊+スリップオン で、作りの悪いフルエキよりは良くなると思うよ~” とか・・・・そんなことを誰かが言ってた気がするなー・・・誰だったっけ・・・・あ、そうだ、FZ1OAフォーラムのDukeさんたちだ。』

『チューンしたらちゃんとグラフ貼ってくれてるし、触媒無しのデータも探せばありそうだな。詳細を非公開にしたがる日本と違って、彼らはグラフと共に改造点も明示しているから、グラフと併せて見比べたら次の一手の参考になりそう。ちょっと見てみよう。』

そんな感じでFZ10Aに行って彼らが貼ってくれたグラフを集め、触媒の有無での比較をしてみました。

結果、[吸気系フルMOD]+[フルエキ]+[パワコマで燃調] という状態でのグラフは、どれも見事に7000回転の急な変化は無く、攻め込むときに使う最低付近の4500回転以上が扱いやすそうな線を描いています!

(あまり良いとは言えないグラフも見掛けましたが、フルエキのみで燃調をしてないとか、吸気系のMODが不十分で空気を充分吸えていない等、空気・ガス・排気のバランスを取っていない状態でした。)

これで何が原因で、何をすれば良いのかが判りました。

あの7000~8000回転の急激なトルクの立ち上がりは、R1エンジンの癖でもあり、触媒の排気抵抗も原因なのではないか。FZ1ノーマルはエアクリBOXやフィルタで吸気が絞られローパワーなため顕在化していなかったが、吸気系MODとスリップオンそしてパワコマでそれなりにセッティングを出しパワーを上げたため問題が表面化してきたのではないかと推測します。

触媒を無くして、パワコマで再セッティングしてあげることで症状の1/2強は改善しそうです。

 

実行

そこまで来たら、もうやるしかありません。早速フルエキの選定に入ります。

今回は目的がハッキリしてますので、まずそれ以外の要素(見た目や音)は無視して絞り込みリストアップし、リストに残った中で好みの外観等を選択する程度にします。

絞り込むにあたり、まず太くて抜けが良ければOKみたいな珍走系をパスしました。

次に盆栽向けに高そうな素材使ってるだけでデータが非公開の某メーカーや、比較しづらいようにグラフを歪ませてみたり一部の数値だけ隠している某メーカーは怪しいと判断しパス。

周囲で使用している人の多いファサーム逆車用・ワイバーン逆車用は、触媒が入っていてグラフにも谷が現れていたので申し訳ないけどスルー。

・・・ 中略 ・・・

こんな感じで絞り込んでいき、残ったのは海外物。(環境対策無視だから出来るんでしょうね。国内メーカーさんはその点頑張ってると思います)。その中でも一番良さそうだったのはアクラポビッチとUSヨシムラ。ピークパワーだけでなく、セッティングが出しやすかったり出力特性も良いと海外の人柱ーズ・チューナーさん達の間で評判が良いようです。

私はどちらでも良かったのですが、たまたま中古の程度の良い物が安く手に入ったアクラを入手しました。予算の都合でステン・チタンです。元がアクラのスリップオン+純正ステンエキパイでしたので、これだと見た目ほとんど変化なし(笑)。 カスタム感とか他人と被っているとかまるで考慮していない選択ですが、今回の目的に一致しますのでこれでいいんです。

・・・ 取付の様子は簡単過ぎるので略  ・・・

 

結果

その後、燃調で多少苦しみましたが、FZ1燃調トリオのヤギ君・なゆた君に峠に付き合ってもらって互いのFZ1を比較試乗したりしつつ、無事にマップも完成。(お二方ご協力有り難う御座いました!)

さっそく峠に行ってみる………よっしゃ!大成功です!! (まだ計測してませんのでグラフは後日計測後に記載します)

パワー自体は中回転域で少し上がっているのが体感でき、扱いやすさの向上については誰が乗ってもわかるというほどハッキリと体感できました。7000回転ちょっとのところにあった急なトルクの立ち上がりが4500回転まで降りてきた感じです。

4500回転というのは、低速コーナーの立ち上がりで使用しがちな最低回転数よりも下の回転域です。ミニサーキットでのUターンのような超々低速ヘアピンでたまに使う程度であり、ここを跨いで開けていくことはほとんど無いので捨ててOKでしょう。

4500回転以降は気になるようなところはなく、『回転数に比例した力が出力されていく』って感触なので精神衛生上ラクです。急に力が盛り上がるクセを考慮せずにアクセルを開けられるようになったため、結果速く走れるようになりました。

馬力が上がっているのに純正より乗りやすくなるというのは事前の想定を越える理想の状態です。ほぼパーフェクト!これにて私の人柱ーズとしての活動は今度こそ、ついに今度こそ終わりそうです(何度言ってるんだろうこの台詞)。

 

今、本当にこのバイクが楽しいです。FZ1購入当初はちょっと不安でしたが、これなら結構長く乗れそうな気がしてます。

・・・問題は燃費ですね。攻めると9kmでした :shock:

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